HOME > 取扱業務 > 離婚 > 親権者・監護権者ってどういう事情で決まるの?


離婚後の親権者・監護権者の判断基準


親権は、子どものにとって最善の利益は何かという観点から決められます。

そのために、妻側の事情・夫側の事情・子どもの事情それぞれの事情を総合的に見ることになります。

親権者・監護権者を指定する基準としては、


親側の事情として

といった事情が考慮されます。


一方、子ども側の事情として

といった事情が考慮されます。


重要な事情


親権者・監護権者を決めるときの考え方として、「現状の尊重」という考え方が根強いです。

したがって、親権者を決める際に重要なのは、これまで主に子育てしていたのはどちらか、その親と子どもは心で結ばれているか、これまでの子育てに問題はないか、子どもがこれまで生活してきた環境に適応できているかといった事情になります。


これまでの子育て状況に問題がなく、今後の子育てにも特別問題がないという場合には、それまで主に子育てしていた方が親権を得られる可能性は高いということになります。

ただ、これも、個別的な事情を見なければ結論は出ない問題なので、相場にとらわれすぎず、子どもの利益という観点から、自分の親権者としての適格性を自ら認識し、説得する必要があります。


親権者・監護権者を決める方法


親権者は、父母の協議によって決めることができれば良いですが、協議では決まらない場合、家庭裁判所に親権者・監護権者の指定の調停または審判を申し立てる必要があります。

また、離婚の調停を申し立てて、その調停手続きの中で決めることもできます。

離婚訴訟にまで至っている場合には、訴訟の中で判断されることになります。


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